別 名:リラ、ムラサキハシドイ、ハナハシドイ、キンツクバネ
英 名:Common lilac
花言葉:友情、思い出、初恋の感激
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ライラックを植える方角は東南が吉。
香水に利用されるほど、ライラックは香りの良い花として人気だが、ヨーロッパ原産で冷涼な地を好むため、日本では北海道で多く見られる。
通常のライラックは花びらが4枚だが、稀に見られる5弁花は「ハッピーライラック」あるいは「ラッキーライラック」と呼ばれ、幸運の象徴とされる。見付けたことを誰にも言わずに、花びらを飲み込めば良縁に恵まれるとされている。
ただしイギリス及びアメリカの一部では不幸を招く花とされ、女性がライラックを身に付けると縁遠くなり、ライラックを婚約者に贈るのは「婚約破棄」を表すとする。
ライラックとは・・・
・ヨーロッパのバルカン半島、コーカサス及びアフガニスタンを原産とするモクセイ科ハシドイ属の落葉広葉樹で、日本には明治時代に渡来した。
・4月から5月にかけて咲く花は大変に香りがよい。
・朝晩の気温差が大きい地方でよく育ち、関東以西の温暖な土地では育ちが悪いケースが多い。また、乾燥を嫌うため植え付けの際には腐葉土や堆肥を漉き込むのがベター。
・放置すると年々樹高が高くなって、花を観賞しにくくなるため、定期的な剪定が望ましい。
・フランスでは「リラ」と呼ばれ親しまれる。「プリムローズ」「レッドピクシー」「センセイション」など数多くの品種があり、花の色にも紫、白、赤、ピンクなどのバリエーションがある。