ユキヤナギ(雪柳)
別 名:コゴメバナ、コゴメザクラ
英 名:Thunberg spirea
花言葉:殊勝、愛嬌
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ユキヤナギを植える方角は西、北西が吉
ユキヤナギの可憐な花は、生け花の材料としても重宝する。別名のコゴメバナは散り落ちた花弁の様子から。散り落ちた花は優雅だが、掃除が多少面倒である。
ユキヤナギとは・・・
・本州中部以西を自生地とするバラ科の落葉広葉樹
・柳に似た葉を持ち、小さな白い花をつけることから「雪柳」と名付けられた。主役とはならないが、他の花を引き立てる名脇役であり、花言葉もそれにちなむ。生け花の材料としてもよく使われる。
・日当たりがよく水はけの良い場所を好む。成長は早い。寒さにも強く、東北地方でもよく育つ。
・ユキヤナギは花後すぐに地際ですべて切り除くと、美しい姿を維持できる。表面を刈り込んでばかりいると、性質が強い邪魔な枝が発生し、樹姿が固くなる。
・花の色が薄いピンクの「ピンクユキヤナギ」「フジノピンキー」もある。
・ユキヤナギに似た花に「シジミバナ」がある。ユキヤナギの仲間だが、シジミバナの花は八重咲きなので区別できる。樹形はユキヤナギの方がまとまりがある。
・開花は3~4月だが、10~12月に暖かい日が続くと「返り咲き」することもある。