ヤマグルマ(山車)
別 名:トリモチノキ
英 名:yama guruma
花言葉:率直
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ヤマグルマは樹皮から鳥もちが採れることから、山のモチノキと呼ばれる。それが転じて「山持ち」で縁起がいいとして好まれるようになった。
ヤマグルマとは・・・
・ヤマグルマ科の常緑広葉樹
・山形県以南の本州から沖縄まで分布し、常緑樹の中ではもっとも耐寒性が高い部類に属するが、暖地ほど成育が良く、南の島では太さ1m以上の大木になる。基本的には成長が極めて遅い。
・日本のほか中国や朝鮮半島にも自生する。
・山に生えて、葉が車輪状になることから「ヤマグルマ」となった。ただし専門的に言えば「互生」で、「輪生」に見えるに過ぎない。
・初夏に咲く花は黄緑色の穂状で、遠くからもよく目立つ。
・ヤマグルマは導管がなく、「原始的被子植物」という分類上特異な位置付けがされている。耐寒性が強いのは導管がないことによる。