フジ (藤)
別 名:ノダフジ(本来は大阪の野田を発祥とする品種)/二季草
英 名:Japanese wisteria
花言葉:歓迎、陶酔
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①フジが樹木に巻きついていると家庭内のトラブルが起きる。
②「不治の病」から縁起が悪い。
③下向きに伸びることから「家運(身代)が下がる」
④フジの木は寿命が長いため、縁起の良い木とする。
⑤女性に例えたフジと、男性に例えた松を接近して植えると、子宝に恵まれる。
⑥日本の花木ではもっとも縁起がよい。
雅で華やかな花であり、個人的には好きなので、「不死身」だから縁起がいいとか、「富士山」に通じるから縁起がいいといった説(今、筆者が思いついたものです)が広がってほしいものだが、どうやら縁起の悪い植物とする説が多い。ツルがどんどん増えて、庭が暗くなることや、他の庭木に巻きついて枯らしてしまうことから悪いイメージが付きまとうのであろう。しかし、皇居にはフジの古木を使った盆栽が多いようなので「公式」には縁起が悪いこともないようだ。
フジ(藤)とは・・・
・北海道を除く日本各地の山地に自生するマメ科の落葉樹
・日当たりさえよければ丈夫に成長する。
・「本紅藤」、「口紅藤」、「一才藤」、「九尺藤、「八重黒龍」などの園芸品種があるが、「ノダフジ」と「ヤマフジ」に大別される。ヤマフジはツルが左巻き、ノダフジは右巻きという違いがある。一般的にフジという場合、右巻きのノダフジを示す。夏に咲く右巻きのナツフジは属が異なる。
・相当な大株になるため一般家庭では鉢植えにするか、専用スペースで藤棚を作って鑑賞したい。
・フジのツルは籠やクリスマスのリースに使うことができる。若菜は茹でて灰汁抜きすれば食用できる。
・かつてはフジのツルにできるコブが癌の治療薬になるとして販売されていた。
・フジの別名「二季草」(ふたきぐさ)とは、春から夏(あくまでも立夏)にかけて咲くことからきている。