トベラ(扉、海桐花)
別 名:トベラノキ、トビラギ、トビラノキ
英 名:Japanese cheese wood
花言葉:慈しみ、偏愛
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トベラを植える方角は北東が吉。
枝や葉を切ると悪臭がするため、この木の枝を門扉(トビラ→トベラ)に挟んで、節分や大晦日に魔除けとして使ったことから命名された。「トビラノキ」ともいう。
初夏に咲く花はクチナシに似た芳香があり、風水的にも望ましい。
トベラとは・・・
・東北地方中部以南に自生するトベラ科の常緑広葉樹
・自生地は海岸沿いであり、適度な湿気を好む。また日陰、大気汚染や潮風にも強いため、他の植物が生育しにくいような場所の植栽に用いられることがある。一般家庭よりも公園や海辺の工業地帯、幹線道路沿いなどで目にすることが多い。
・春から初夏にかけて花を咲かせ、花の色は咲き始めの白から黄色へと次第に変化する。こうした花の色からか、あるいは枝の断面から放つ腐ったチーズの匂いからか、英名では「cheese wood」と呼ばれる。
・秋にできる実は熟すと3つに裂け、中からネバネバした赤い種が顔を現す。その様子はザクロのようでもあるが、見ようによってはグロテスクで、強烈な印象を与え得る。
・葉に模様が入った「斑入りトベラ」という品種がある。また、沖縄にはトベラに似た「琉球トベラ」という種が見られる。