タケ(竹)
別 名:─
英 名:Bamboo
花言葉:節度、節操
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庭に植えることの是非について、これほど多く語られる植物は他にないだろう。また、占い好きの中国と馴染み深いだけあって、タケの縁起については特に多くの説がある。
調べるほどに「いったいどこに植えればいいんだよ。」という気持ちになるが、主なものは以下のとおり。
①順調に成長すれば、どの方位でも吉。家の繁栄を表す。ただし、根が広がらないように対策を施してから植えつける。
②北~北西~西が吉。 茂れば大吉。
③北~北東が吉。
④東南に植えると家系が途絶える。
⑤家の前面の竹やぶは凶。貧乏になる。
⑥勢いよく茂れば家運はアップ。
⑦家の前に植えると吉。特に家の中から見て左にあると幸運を招く。
タケとは・・・
・イネ科のタケ亜属の多年生常緑木質植物のうち、大型のものの総称。日本では本州から九州まで幅広く自生する。
・竹と笹は混同されがちだが、地下茎があって棹の皮が剥がれ落ちるものをタケ、皮が落ちないものをササと呼んで区別している。
・もっと一般的に見られるモウソウチクは中国を原産地とし、棹の直径は大きいもので20センチ近くに達し、高さも15m程度となる。大型であるため意図して庭に使うのは稀である。庭に使うものは「キッコウチク」、「クロチク」、「ナリヒラダケ」あたりが多い。
・タケはごく稀に稲穂のような花を咲かせる。長期の開花後に、同一の地下茎から出ている竹すべてが枯れるという。
・七夕の日に、竹に短冊を飾る風習は江戸時代から続く。