ギンバイカ(銀梅花)
別 名:祝いの木、ミルタス、マートル、ギンコウボク
英 名:myrtle
花言葉:高貴な美しさ、愛の囁き
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「祝いの木」という別名が示すとおり、ヨーロッパでは幸運をもたらす縁起のよい木あるいは勝利の木とされる。
古代ギリシャでは「ビーナスの神木」と称し、女神に捧げられる花とされた。
現代でも結婚式のブーケ等に用いられる。アラビアでも多用され、アルハンブラ宮殿には「ギンバイカの庭」がある。
別名の「ギンコウボク(銀香木)」というのも縁起がいい?
ギンバイカとは・・・
・地中海沿岸部を原産地とするフトモモ科ギンバイカ属の常緑広葉樹で、日本に渡来したのは明治時代。花が梅に似ていることから命名された。
・日当たりと水はけのよい場所を好み、放置すれば高さ3m程度までは育つが、花を楽しむため背丈より低く抑えて管理するのが一般的。寒さには多少弱いため、コンテナで管理することも多い。
・花、実、葉には芳香があり、ギンバイカは世界最古のハーブとされる。特に香りの強い葉の部分は「マートル」と呼ばれ、肉料理などの香り付けに使われる。また、葉を酒に浸して「香り酒」として祝い事に利用されることもある。
・ギンバイカの実は生食できる。