アセビ(馬酔木)
別 名:アシビ、アセビ、アセボ 、アセミ
英 名:Lily of the valley bush
花言葉:献身、犠牲、あなたと二人で旅をしましょう
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アセビの縁起については吉凶二説ある。
①壷形の花が、米粒のように見えるため豊作祈願に良い。
②葉っぱに毒があるので縁起が悪く、庭木に向かない。
アセビとは・・・
・アセビはツツジ科の大型常緑低木で、万葉集にも登場する日本特産種。(中国も原産地とする説もある。)本州から九州まで普通に見られるが、関東では天城山系の尾根筋、関西では奈良公園のものが有名。
・英名「lily of valley bush」のとおり山地の乾いた場所に自生する丈夫な木であり、乾燥、潮風、煙害に強く、土壌もあまり選ばない。
・丈夫な性質を持つため庭木としても広く使われる。芽吹く力が強く、強めの剪定にも耐える。
・漢字名からも想像できるが、葉や茎に毒(アセボトキシンあるいはグラヤノトキシン)があり、食すれば「足がしびれる」こと、あるいは馬が食べると麻痺を起こすことから命名され、昔は葉を煎じて害虫駆除や皮膚病の薬に用いた。馬に限らず動物がこの葉を食べないため、動物園や公園の植栽に使われることもある。
・スズランに似た花を春に咲かせる。白花が一般的だが、紅花(アケボノアセビ)も人気がある。