ロウバイ(蝋梅)
別 名:唐梅
英 名:Winter sweet / Japanese allspice
花言葉:先見、先導、慈愛
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ロウバイを植える方角は西が吉。
ロウバイは人気者で、ウメ、キク、スイセンとともに「瑞祥植物」の四花に、そしてウメ、ツバキ、スイセンとともに「雪中の四花」に数え上げられており縁起が良い。花言葉どおり正月が終わりかけると他の花を先導するように黄色い花を咲かせる。梅のような芳香も風水的に好ましい。
ちなみに「狼狽」で縁起が悪いという説はなく、語呂合わせで不遇な身にある庭木より恵まれた扱いを受けている。
ロウバイとは・・・
・ロウバイ科の落葉広葉樹で原産地は中国。植物学的には梅との関連はない。
・半日陰でも生育できるが日向を好み、成長は早い。小さなうちから花をつけるため、鉢植えでも楽しむことができる。
・樹形は「カクカクした枝」と、大き目の葉が特徴的であり、お世辞にも美しいとはいい難いが、上記の花がそれを補う。
・名の由来には諸説ある。①梅に似た蝋細工のような花が咲くから、②旧暦の蝋月(ろうづき=12月のことで、現在の1~2月)に花が咲くから、など。
・ロウバイの基本種は、内側の花弁が紫がかった色をしている。花全体が黄色いものはソシンロウバイ(素心蝋梅)という品種。その他、12月下旬に花が咲く「満月」という品種もある。