リュウノヒゲ(龍の髭)
別 名:ジャノヒゲ
英 名:mondo grass
花言葉:変わらぬ想い
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リュウノヒゲはジャノヒゲとも呼ばれる多年草で、古くから縁起が良い下草として日本庭園の名脇役を務めている。
「龍の髭」というネーミング、また、冬でも濃い緑色の葉をつけ、多少の日陰でも耐える生命力、そして神秘的な青い実から縁起が良いとされている。
リュウノヒゲとは・・・
・本州以南に自生するユリ科の常緑多年草
・乾燥にも耐えるが基本的には湿気のある場所を好む。
・初夏に薄紫色の花を咲かせる。
・育て方は簡単で特段の手入れは必要ない。増えすぎて邪魔になったら春先に地上部をすべて切り取る。根が残っていれば復活する。ただし、成長速度はやや遅いため、芝生のようなわけにはいかない。
・似たような下草にタマリュウというものがあり、しょっちゅう混同されているが、両者の外見は、はっきりと異なる。タマリュウはリュウノヒゲを矮小化した(小さくした)園芸品種で駐車場や玄関アプローチでよく目にするもので、リュウノヒゲに比べて葉がはるかに短い。
・鬚のような根のところどころにある小さなイモのような部分は、麦門冬という生薬となり、強壮、咳止めに効果があるとされる。