ユスラウメ(梅桃、山桃桜)
別 名:ユスラ、ヤマユスラ
英 名:Nanking cherry / Downy cherry
花言葉:郷愁
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ユスラウメを植える方角は南西が吉。
家相風水では、庭の南西に芝や家庭菜園、実のなるものを植えるのが吉で、背の高い木を植えるのは凶とされる。
実際のところ、実がなる庭木で、剪定の手間をかけずとも背が高くならないものは少ない。その点、ユスラウメは樹高が1m程度に収まるため、南西の庭に向いている。
また、ユスラウメには白花と薄紅花があり、両者を一緒に植えると紅白揃って縁起が良い。
ユスラウメとは・・・
・中国を原産地とするバラ科サクラ属の落葉広葉樹。江戸時代初期に朝鮮半島を経緯して日本に渡来した。
・耐寒性及び耐乾性に優れ、北海道から九州までの広い範囲に植栽できる。
・基本的には病害虫に強いものの、「フクロミ(袋実)病」という、奇形の実ができる病気に罹患することがある。
・ユスラウメは葉の裏に細い毛が生えているのが大きな特徴である。
・初夏の庭を彩る、白や赤の実は、果汁が豊富で生食もできる。
・ユスラウメの剪定は自然樹形をいかす。剪定の適期は1月~2月あるいは6~7月で、株の根元から生える細い枝(=ひこばえ)を取り除き、伸びすぎた枝を根元から剪定する。