ヤナギ(柳)
別 名:シダレヤナギ、イトヤナギ
英 名:Weeping Willow
花言葉:自由、従順、素直
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ヤナギは風になびく様子が上品な女性の物腰に似るとして、美人の例えに用いられることもあるが、庭木としては凶木という説が多い。
ヤナギを庭に植えると愛情面に問題を生じる、北西(大凶)、西に植えると精神面の病気になったり、お金が貯まらなくなる、東に植えるとアルコールの問題が生じる、東南に植えると色情で凶・・・と縁起が悪い。
一方、「世界有用植物事典(堀田満ほか)」によれば、中国では、春一番に芽を吹く生命力に満ちた植物として、豊作、長寿を願うものとし、呪力を持つ神聖な植物として様々な行事に用いられ、東、北東に植えるべき植物とされている。また、西洋でもヤナギは「不死」を連想させる「長寿の木」として、死者の棺の上にヤナギの枝を投げ落とす風習もあった。
ヤナギとは・・・
・中国を原産地とするヤナギ科の落葉広葉樹
・ヤナギには350ほどの種類があるが、一般的にヤナギといえば「シダレヤナギ」を示す。他には花材に用いられる「ネコヤナギ」や「クロヤナギ」が有名である。
・春先に細長い円柱状の黄色い花を咲かせる。