モミ(樅)
別 名:オミノキ、モムノキ、サナギ
英 名:Japanese Fir
花言葉:昇進、時間、永遠、人格高尚
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クリスマスツリーに使われるように神聖な木とされ、信仰の対象にもなっている。名前も「臣の木(おみのき)」が転化したという説もある。
①まっすぐに成長すること、新芽が生えやすいことから子孫繁栄を象徴するとして縁起が良い。
②凶木。おそらく塔婆や棺の材料になっていることや寺院で用いられていることからの連想。
③モミノキの枝をベッドの下に置いて寝ると、悪夢を見ない。玄関に飾ると泥棒除け、魔除けになる。
日本でモミの木と言えばウラジロモミを示すが、クリスマスツリー用としてドイツトウヒが売られていることも多い。いずれにせよ大木であり、家の南に植えるのは避けたい。
モミとは・・・
・マツ科の常緑針葉樹で東北の一部を除いて、日本全国に分布する。
・大気汚染、暑さには弱い。特に都市部では枯れやすい。
・自然に整う樹形が美しく、シンボルツリーとして使われることも多いが、樹高は30m程度になるので、町中では神社やお寺に残っていることが多い。一般家庭では芯を止める剪定が必要。
・ウラジロモミは寒冷地に、モミは暖地に適している。
・日本のモミの精油には消臭効果がある。