モチノキ(黐の木)
別 名:ホンモチ、モチ
英 名:mochi holly
花言葉:時の流れ
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モッコク、モクセイと並び庭木の「三大名木」とされるモチノキは和風庭園の定番。樹皮から鳥もちを作ったためその名が付いたのだが、語呂合わせで、「持ち」の木とし、財産や子孫など必要なものを持つことができるとして縁起がいい。
また、モチノキにはメスとオスがある(雌雄異株)が、これもソヨゴやクロガネモチ同様に冬でも緑色の葉に、赤い実が映えることから縁起がよいとされる。
ナギの代用として御神木として使われている地方もある。
モチノキとは・・・
・東北地方中部以南に自生する常緑広葉樹
・日向を好むが、日陰でも生育可能。大気汚染にも強い。
・成長は遅いが芽吹く力は強く、剪定にもよく耐えるので、目隠しにも向いている。また、葉に含まれる水分が多いため防火樹とされることもある。
・名前は、樹皮から鳥黐(とりもち)が採れたことに由来する。