マサキ (柾、正木)
別 名:シタワレ、フユシバ
英 名:Japanese spindle tree
花言葉:厚遇
|
マサキを植える方角は西が吉
マサキとは・・・
・日本、中国及び朝鮮半島を原産とするニシキギ科ニシキギ属の常緑広葉樹。北海道南部以南に植栽できる。
・栽培品種として古くから庭園に利用されるが、自生はほとんど見られない。
・一年を通じて緑色の艶やかな葉を持つことから「真っ青な木」が転じてマサキと名付けられた。
・日陰、寒さ、潮風に強く、環境の悪い場所を補う木として使われることも多い。成長は早く、高さは最大で6m程度になるが、剪定によく耐えるため生垣としての利用が多い。なお、放置すると頂部が大きくなりバランスを崩しやすいため、頻繁に刈り込んで樹形を整える必要がある。
・頻繁に刈り込み去れる都市部ではあまり見掛けないが、夏にクリーム色の小さな花を咲かせ、冬になるとマユミに似た桃色の実を付ける。実は時とともに果皮が裂け、中から果肉が顔を出す。
・うどん粉病が発生しやすいため、定期的な消毒とマメな剪定が必要である。これを嫌って一時はマサキの流通が下火になっていたが、最近ではいろいろな色や模様の品種が導入され、「カラーリーフ」として洋風住宅に使われることも多い。
・近年ではキンマサキ(黄金マサキ)やギンマサキ、また、近縁のアメリカツルマサキの園芸品種である「エメラルドガエティ」、「ブロンディ」、「エメラルドンゴールド」などに人気がある。