ブラシノキ
別 名:金宝樹(キンポウジュ)、花槙(ハナマキ)、カリステモン
英 名:Bottlebrush
花言葉:素直な気持ち、はかない恋、恋の炎
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ブラシノキは、和名「金」の「宝」の「樹」から、縁起が良いとされ、シンボルツリーとしても人気が高まっている。
ブラシノキとは・・・
・オーストラリアを原産とする、フトモモ科マキハブラシノキ属の常緑樹
・英名から分かるように、花が瓶(ボトル)を洗浄するブラシに似ていることからブラシノキと命名された。
・森林火災の多いオーストラリアで適応するよう、木がやけると実が割れて飛び散り、裸地にいち早く芽を出すという優れた性質を持つ。
・花期は5月~6月で、ブラシの毛のように見えるのは雄しべにあたる。赤い花が印象的だが、白花(シロバナブラシノキという)も含めて30種類以上あり、品種によっては秋に開花する。
・日当たりのよい乾燥地を好み、寒さや過湿には弱い。日本での庭植えは関東以南が適地となる。寒さが厳しい地方では根元に敷き藁をして越冬するのがベター。
・高さは最大で5m程度まで育つ。上部が大きくなり過ぎて不安定になることもあるため、幹が太るまでは支柱を添えるのが無難。一般的には2~3mの高さで管理する。
・若いうちは花をつけないこともあるが、一旦、花を咲かせると毎年安定して開花するようになる。
・近縁種にハナマキ(これも「金宝樹」と呼ばれる)や葉っぱがマキに似るマキハブラシノキなどがある。