ビワ(枇杷)
別 名:大薬王樹
英 名:Japanese loquat / mediar
花言葉:温和、治癒、内気
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昔から家庭用の果樹として親しまれており、栽培している家庭も多いが、ビワにまつわる風説の多くはネガティブなものである。また、基本的に凶木とする風水師も多い。
①ビワを植えると、家から病人が出る。
②ビワは人のうめき声を聞いて成長する(実がなるまでに年数を要し、その間、家人は齢を重ね病気になりやすくなることから)
③広く根を張るため建物を傷める(ビワに限った話ではないだろうが)
④葉が生い茂り、湿気を招く(マメに剪定をしましょう)
しかし、放置していても安定的に実を収穫できるし、独特のおいしさがある。ビワ好きなら縁起は気にしない?
ビワとは・・・
・中国及び西日本に自生するバラ科の常緑広葉樹
・古くから日本海沿岸の暖地に自生していたが、当初、日本人は食用にしていなかった。江戸時代に中国から大粒の唐ビワが薬用として渡来したことで、日本のビワも食の対象として栽培されるようになった。
・冬(11月~2月)に開花し、初夏に実をつける。
・唐ビワは日本のビワよりも大粒で美味なため、より好まれた。日本産のビワとしては「茂木ビワ」と「田中ビワ」が知られる。
・ビワの種は生薬の杏仁の代用とされる。
・ビワという名前は葉っぱあるいは実の形が、楽器の琵琶に似ていることからきている。
・民間療法においては、ビワの葉から作る「ビワ茶」に免疫力を高める効果や暑気払いの効果があるとして、様々な種類の商品が販売されている。なお、葉には軟毛があるため、これを削ぎ落とし、煎じたものを使う。