ヒメシャラ(姫沙羅)
別 名:ヤマチシャ、アカラギ、サルタノキ、サルスベリ
英 名:Japanese stewartia
花言葉:愛らしさ、得をする
|
ヒメシャラを植える方角は南西、北西が吉。
ヒメシャラとは・・・
・ツバキ科ナツツバキ属の落葉広葉樹。シャラ(夏椿)と比べ、花や葉が小さいことからヒメシャラ(姫沙羅)と呼ばれる。ただし、高さは最大15mと、シャラ同様に大きくなる。
・夏に咲く花は直径2センチ程度で、やや下向きに咲くのが特徴。花としては控えめであり、茶席にも好まれる。
・花や紅葉も観賞ポイントではあるが、なんといっても最大の魅力は赤褐色の幹で冬の山間では一際目立つ。大木になるほどに樹皮が剥げ落ちてツルツルになり、シャラより美しい。素人目にはサルスベリと区別がつきにくいため、混同されてサルスベリという別名がある。
・シャラ同様、乾燥に弱いため、西日の強いところや水はけの良すぎるところは避けた方がよい。(拙宅では株元をコケで覆って乾燥を防いでいる。和のテイストで決めたい方には、お勧めの方法である。)
・成長が遅いため、シンボルツリーとするなら、ある程度の大きさのものを購入する必要があるが、他のシンボルツリーと比べて値段がやや高い。特に魅力的な株立ちはなおお高い。
・自然樹形を楽しむのが理想だが、剪定によって通風を確保しないとチャドクガの餌食になることがある。芽を出す力は弱いため、木が小さいうちからある程度の形を作るがよい。