ヒノキ(檜)
別 名:ホンヒ、ヒバ、幸草、富草、福草
英 名:Japanese Cypress
花言葉:不滅、不死
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「ヒノキ=火の木」で火事を連想して縁起が悪い・・・という一部地域もあるが、神社仏閣の建材にも利用されるように、檜は聖木、神木とされる。また、暑さ寒さに耐え、寿命が長い木が多いことからも縁起が良いとする傾向が高い。
日本を代表する用材となっているには、特有の香り、光沢のある木肌から。しかし材木用として植林されるのが普通であって、ヒノキを自宅の庭に好んで植える方は少ないだろうが。
ヒノキとは・・・
・福島~九州に分布するヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹。自生のものよりも人工的に植えられたものが多く、日本での植林面積がもっとも大きい樹種となっている。
・材が木造建築に使われるのは有名だが、樹皮も桧皮葺の材料になるなど、日本の建築にとっては不可欠な樹木である。また、ヒノキで作った表札は縁起が良いとして人気が高い。
・大昔に、この木の材を擦り合わせて火を起こしたことから「ヒノキ」と名付けられた。
・4月に小花をつけ、のちに球果となる。球果は秋になると赤褐色に熟す。
・苗木は日陰に耐え、成長は早く、高さは30~40mに達する。刈り込みにも強い。
・庭木としてはヒノキの品種である、サワラ、イトヒバ、ニッコウヒバ、チャボヒバ、クジャクヒバ、ヒムロスギの利用が多い。原種のヒノキを個人宅にあえて植栽しているケースは少ないが、ヒノキを原種とするコニファーは数多く、知らずにヒノキ種を植えていることは多い。