ハラン
生け花の材料や、庭木の下草として古くから親しまれている。葉には殺菌作用があり、寿司などに添えられていたが、次第に本物の葉は使用されなくなり、今では緑色のビニール紙?で代用されている。(寿司屋の桶に入っているアレ。)
日陰でも耐え、和洋どちらにも合うので積極的に使いたいところだが、語呂合わせで「波乱」につながるので凶という説もある。気になるのであれば画像のような明るめのハランを鉢植えで育てるのが良いだろう。
ハランとは・・・
・中国を原産とするユリ科の多年草。年中、緑色を保つ葉を観賞するため古くから各地の庭園に植栽される。別名はバランで、弁当の仕切りに使われるバランはこれに由来する。
・一年中、変化がないように見えるが、4月になると地下茎に花が咲く。花は紫を帯びた褐色の盃状で、先端は八つに裂ける。
・根茎は薬用となり、利尿や強壮に効能があるとされる。
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