ハナモモ(花桃)
別 名:モモ
英 名:hana peach,flowering peach
花言葉:人柄の良さ、恋の虜
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桃の節句(ひなまつり)でお馴染みのとおり、女の子の誕生を祝うとともに邪気を払う霊力のある木とされる。
中国ではモモ全般を「不老長寿」、「魔除けの縁起木」とする。
花の色はいろいろとあるが、白花がもっとも良いとされ、日本でも地方によっては裏門内にシロモモを植える風習がある。
ハナモモとは・・・
・バラ科サクラ属の落葉広葉樹であるモモのうち、花を観賞するために作られた品種の総称。原産地は日本及び中国。
・モモは食用の「実桃」と観賞用の「花桃」に分けられる。花桃にも実のなる品種はあるが、食用には適さない。
・「モモ」という名前の由来には諸説ある。実がたくさんなることで「百百」、実に毛が多いことで「毛毛」などがその代表。
・3月~4月にかけて咲く花は、ピンク一色の一重咲きが基本だが、江戸時代から品種改良が始まり、白や模様入り(絞り)、八重咲き種などもある。樹形も、①枝が垂れるもの、②上方にホウキ状に伸びるもの、③矮性種の3系統に大きく分かれる。「照手毬(てるてもも)」、「矢口」、「関白」、「源平枝垂れ」など20種類の品種があるが、ひな祭りに使うのは矢口の切花が多い。
・土質をあまり選ばず丈夫に育ち、高さは5m程度まで達する。剪定にも強い。