ハギ(萩)
別 名:庭見草、初見草、野守草
英 名:Japanese bush clover
花言葉:物思い、思案、前向きな恋
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ハギは西北に植えるのが吉。
秋の七草の一つであり、万葉集で最も多く詠まれている花である。また、荒地に真っ先に生えてくる強い生命力を持っている。
ハギとは・・・
・日本全国に自生するマメ科ハギ属の総称。「宮城の萩」、「白萩」、「だるま萩」などが知られるが、一般的にハギといえば「ヤマハギ」を示すことが多いため、このページでもヤマハギについて記載している。(画像は「江戸絞り」)
・萩は木でありながら、秋の七草に数えられる。ちなみに秋の七草は「オミナエシ」、「ススキ」、「キキヨウ」、「ナデシコ」、「フジバカマ」、「クズ」、「ハギ」であり、それぞれの頭文字をとって「お好きな服は?」として覚える方法が知られている。
・日が当たり、水はけの良い場所を好む。成長は早く、肥沃な土地よりも痩せ地の方が生育がよい。
・萩は枝が垂れる様を楽しむのが本来の在り方で、表面を刈り込むような剪定は避けたい。黄葉が終わったら、地際で刈り取って来期に備えるのが一般的な剪定方法となる。
・「ハギ」の語源は「生え芽(き)」あるいは「掃き」に由来する。「掃き」は枝がホウキに使われたことから。