ナナミノキ(七実の木)
別 名:ナナメノキ、カシノハモチ
英 名:nanaminoki holly ?
花言葉:不明
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寒さに弱いため関東地方の方にはあまり馴染みがないと思われるナナミノキ。
葉も実もクロガネモチに似ているため縁起が良さそうだが、ナナミノキは材を割ると、斜めに避けることから名付けられたとされ、庭に植えると「家が傾く」縁起の悪い木という説がある。
しかし名前の由来には諸説があり、実が斜めにつくからとか、長いから(長実)とか、実が沢山なるからとか、いろいろである。
他の常緑樹で赤い実がなるものや、実がたくさんなるものは、たいてい縁起がいいとされているのだから、ナナミノキも縁起が良いということにしてもらいたいのだが・・・。
ナナミノキとは・・・
・静岡県以西の暖地に自生するモチノキ科モチノキ属の常緑広葉樹。中国にも自生が見られる。
・自然樹形と赤い実が美しいためシンボルツリーとして使われるが、流通量は比較的少ない。
・多少の日陰には耐えるが、強風や乾燥を嫌う。また、強度の剪定を行うと枝がスカスカになる傾向があるためモチノキの感覚で剪定することは裂けたい。
・名の由来には上記のほか、秋になる実が特に美しいことから「名の実」からナナミに転じたという説もある。直径約1センチとモチノキの仲間としては大きい実だが、その味はまずく、食用には不向きである。