ドウダンツツジ (満天星躑躅)
別 名:ドウダン、テマリバナ、カメコツツジ、トウダイツツジ
英 名:Enkianthus
花言葉:上品
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ドウダンツツジを植える方角は東南、南、南西が吉。
中国では同種のものが正月(春節)に咲くため、縁起が良いとされている。中国名に由来する漢字表記の「満天星」も縁起が良さそうである。
ドウダンツツジとは・・・
・東海地方以西に自生するツツジ科ドウダンツツジ属の落葉広葉樹。日当たりのよい山地に見られる。
・スズラン状の小さな花が寄り添うように咲き誇る姿はもとより、新緑、紅葉も美しく、もっとも普及している落葉性のツツジの一つ。
・車輪状に発生する枝の形が、宮中の夜間行事に使われた「結び灯台」の足に似ており、これが転化してドウダンツツジと呼ばれるようになった。(花の形が灯台の灯りに似ているためとする説もある)
・耐寒性があり、病害虫にも強い。土壌も余り選ばず、成長も遅いとあって維持管理がしやすい。落葉性であるが生垣に使われるのは、細かな枝葉が密生して、多少の目隠し効果があるため。完全に遮蔽したい場合には不向きだが、圧迫感がないため好まれる。
・近縁種には、花に赤色の筋が入るサラサドウダンツツジ、ベニドウダン、シロドウダン、チチブドウダン、ツクモドウダンなどがある。チチブドウダンとツクモドウダンは背丈が大きくならないため、狭い庭に好んで使われる。