トチノキ(栃の木、橡の木)
別 名:クリトチ
英 名:Horse chestnut
花言葉:贅沢、健康、博愛
|
栃木県の木であるトチノキは、花や実をたくさんつけることから、子孫繁栄に通じて縁起が良いとされる。
また、栃モチの原料になることから「土地持ち」と語呂合わせして縁起を担ぐことがある。
あまりにたくさん実を付けると不用意に落下させて、思わぬところへ被害を与えてしまうかもしれませんね。
トチノキとは・・・
・日本を原産地とするトチノキ科の落葉広葉樹
・山地に自生し、大きなものでは高さ25mにも達する。
・葉は大型で手のひらのような形であるため、遠くからも見分けやすい。面積が広く、木陰ができやすいため、街路樹としての利用が多い。
・5月ころに立ち上がる大きな花は蜂蜜の蜜源となり、トチノキから採れるハチミツは高級品とされる。
・マロニエと混同されることが多いが、マロニエはヨーロッパ原産のセイヨウトチノキのことであり本種とは異なる。マロニエの葉はより小さく、実にトゲがある。
・花が美しく人気のあるベニバナトチノキは、日本産ではなく、マロニエとアメリカ原産のアカバナトチノキを掛け合わせたもの。トチノキほど大きくならないことや実があまりならないことなどから、公共の場所での利用が増えている。
・トチノキは建材としても広く使われる。