ジンチョウゲ(沈丁花)
英 名:Winter daphne
花言葉:栄光、不滅
別 名:ズイコウ、センリコウ(千里香)、チョウジ、ジンチョウ
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ジンチョウゲの吉凶については諸説ある。
①ジンチョウゲを植える方角は東、東南、南、南西が吉。これらのうち、玄関がある方角に植えるのがベター。
②漢字での表記は「沈丁花」であるため、「家が沈む(落ちぶれる)」を連想させるとして忌み嫌う地方がある。
③毒があるので庭木には向かない。凶木。
(切り口から出る液で皮膚炎になる人も)
なお、チンチョウゲと呼ぶのは誤りだとか。
ジンチョウゲとは・・・
・中国原産で室町時代に日本へ渡来した。
・日本には雄株しかないため実がならず、山地に自生することはない。「挿し木」によって人工的に繁殖されている。
・半日陰の適度な湿地を好み、成長は遅い。
・沈丁花は細根が少なく移植が難しい。植え場所選びは慎重にする必要がある。
・別名「センリコウ(千里香)」(あるいは七里香とも)のとおり、春先に独特の香りを届けるジンチョウゲは「枯れても香し」とされ、夏のクチナシ、秋のキンモクセイと並ぶ、「三大芳香花」の一つに数えられる。強い香りはダフニンという成分によるもの。ちなみに昼間よりも夜の方が花の香りが強いという説がある。闇の中では視覚に訴えるものが少なく嗅覚が研ぎ澄まされるためか、それとも気のせいかは不明。
・沈丁花という名前は、高級な線香に使われる「沈香(じんこう)」という植物に香りが似ていることと、香辛料などに使用される「丁字」という植物に花の形が似ていることからきている。
・沈丁花は順調に育っているように見えても、ある時、突然枯れることがある。多くは白紋羽病(土壌伝染性の病原菌)によるもの。