ジューンベリー
別 名:アメリカザイフリボク
英 名:Juneberry
花言葉:穏やかな笑顔
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ジューンブライドを連想させるジューンベリー
花の色を方角だけで考えれば、植える方角は北あるいは北東がベストとなる。
ただし、花や紅葉を楽しむためには日差しが必要となる・・・。
ちなみに東、東南に白い花はNG。
実がなるものを庭に植えてはいけないという言い伝えもありますが、ジューンベリー程度の大きさの実ならヨシとしないと、ほとんどの庭木がNGになります。
ジューンベリーとは
・カナダ東南部からアメリカを原産地とするバラ科ザイフリボク科の落葉広葉樹。日本に自生するザイフリボクの仲間。
・丈夫で育てやすいため欧米では最適な庭木とされる。狭い庭でも見栄えがするため、日本でもガーデニングブームとともにその人気が高まっている。
・新緑、清楚な白い花、食用の実、秋の紅葉が楽しめるのが人気の秘訣。滑らかな樹肌も美しい。日本のザイフリボクと比べて、花付き、実付きが良く、小さなうちから楽しめる。
・日向を好み、成長は早い。品種によって樹高はまちまちだが、2~6mに達する。ただし、新興住宅地に多い粘土質土壌のような水はけの悪い土地では生育が不良となるため、土壌改良が望ましい。また、風通しが悪い場所では、うどんこ病、ハマキムシの被害に遭うこともある。
・名前の由来は英名のまま、6月に赤い実がなることから。実は生食のほか、ジャム、果実酒としても利用される。ブルーベリーなどとは異なり、一本だけで結実可能であるため、果樹としても手頃な感覚で楽しめる。
・狭い庭には「バレリーナ」という品種がお勧め。直立性で枝葉が広がりにくい。その他、ジューンベリーの品種は多く、うまく付き合うには品種選びが最大のポイントとなる。焦らずに品種を見定めたい。