シラカバ(白樺)
別 名:シラカンバ、カンバ、カバノキ
英 名:white birch
花言葉:柔和、あなたをお待ちします、光と豊富
|
フィンランド、スェーデンなど北欧の国では幸運をもたらす縁起の良い木とし、シラカバの材で作ったものは「幸せの贈り物」とされる。
シラカバとは・・・
・本州中部地方以北の寒冷地に自生するカバノキ科の落葉広葉樹。白い幹と秋の黄葉が美しく、庭に植えれば高原の雰囲気を醸し出す。数本を群植し、しなやかな枝の自然樹形を楽しみたい。
・代表的な陽樹(日当たりを好む木)で、成長はかなり早く、樹高は20m程度に達する。繊細な姿とは裏腹に山火事の後、いち早く生える木とされる。
・切り口が塞がりにくい木であり、強い剪定を行うと切り口から腐食菌が侵入して枯れることが多い。剪定するのは木が若く、枝が細いうちに限る。
・夏の暑さは厳禁であり、都心部など暖地での生育は難しい。また、カミキリムシやテッポウムシの被害に遭いやすい。
・根が深く移植が難しいため植える場所は慎重に選ぶ必要がある。
・樹皮は燃えやすいため着火材として使用できる。樹液は「キシリトール」の原料となる。
・「シラカンバ」が正式な名称で、樹皮が白いカバノキという意味合いで名付けられた。
・若木のうちから幹が白くなる改良種「ジャクモンティー」(ゴールデンクラウド、ペンジュラ)や枝が垂れるヨーロッパシラカバなどの種類がある。