シャシャンボ(小小ん坊)
別 名:ワクラ、ワクラバ、ナナカマ、ヨネシバ
英 名:─
花言葉:不明
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シャシャンボは植えれば蔵が建つ(=家が栄える)という縁起の良い木とされ、茶庭では役木として用いられている。
別名のワクラバは「病葉」と表記し、縁起が悪そうなものだが案外そうでもないようだ。
シャシャンボとは・・・
・関東地方南部以西に自生するツツジ科スノキ属の常緑広葉樹。暖地性であり、東海地方では古くから生垣などに利用されている。
・シャシャンボという名前は、丸い小さな実が多数つく様子を「小さい坊や」=小小ん坊と呼んだことから。しかし正直なとこ、意味がよく分かりません。方言でしょうか。
・基本的には丈夫な性質を持ち、ツツジ科の中ではもっとも大きく成長する部類に属する。木肌は赤褐色で美しく、花や実のない時季も観賞の価値がある。
・ブルーベリーの仲間で、花や実はブルーベリーに似る。花期は5月から7月で釣鐘のような小さな花がびっしりとぶら下がる。晩秋に熟する実(サシブという)は甘酸っぱく、ブルーベリーより多くの「アントシアニン」を含むため、健康志向の高まりとともに人気が出てきた。(アントシアニンはポリフェノールの一種で、眼精疲労、眼病予防、メタボ予防などに効くとされます。)
・ブルーベリー同様に酸性土壌を好むため、植え付け時にはピートモス等の土壌改良剤を用いる。ただし、ブルーベリーほどには土にうるさくない。