サンザシ(山査子)
別 名:メイフラワー
英 名:hawthorn、may flower
花言葉:希望、唯一の恋
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サンザシには「セイヨウサンザシ」、「アカバナサンザシ」などの品種があるが、「セイヨウサンザシ」は英語で「may flower」と呼ばれる。
世界史に登場するピルグリムファーザーズがアメリカへ入植する際に乗っていた船の名前であり、メイフラワー(セイヨウサンザシ)は古代ギリシャの時代から神聖な木とされ、雷、嵐、魔女除けになることから命名されたと思われる。
また、真っ赤な実(ホーソンベリー)は、縁起が良いとされる。
サンザシとは・・・
・バラ科サンザシ属の落葉広葉樹。日本では中国原産のものを「サンザシ」、ヨーロッパ及び北アメリカ原産のものを「セイヨウサンザシ」と呼ぶ。薬用植物として中国から日本に渡来した。
・「メイフラワー」の名のとおり5月ごろ(may)に白い花を咲かせるが、庭木としてはピンク色の八重咲き種「アカバナサンザシ」の利用が多い。
・丈夫な木で剪定もさほど必要ないが、日本では庭木としての利用が少ない。
・秋に紅熟するサンザシの実はバラ科特有の甘酸っぱさがあり人気が高い。ポリフェノールを多く含み、生食、ジャム、料理、菓子、果実酒、漢方薬(健胃、整腸)、ハーブティー、ドライフルーツと幅広く利用される。
・一般的なサンザシにはトゲがあるが「オオミサンザシ」にはトゲがない。