サクラ(桜)
別 名:─
英 名:Japanese cherry , Sakura
花言葉:精神の美、優美な女性
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サクラを植える方角については、
①東、東南、南に植えるのが吉。
②東に植えると足を患う。
③北西が吉。
④散り急ぐので×
といろいろな説がある。
庭に桜を植えたがる方は多い。
しかし、木が大きく横に広がり、根張りも強いこと、害虫の被害に遭いやすいわりに剪定に弱いことなどから、これを牽制する意見も多い。
「桜の木下には....」と負のイメージが流布するのは、安易に一般家庭に桜を植えることを戒めるためだろうか。
サクラとは・・・
・バラ科の落葉広葉樹
・日本全国に各地に適した園芸品種が植栽されている。
・現代は庶民にも浸透しているサクラの花見だが、かつてそれは貴族や武士の特権であった。庶民向け植えられるようになったのは江戸に入ってからのこと。
・代表的なソメイヨシノは江戸時代末期に染井村(現在の東京都豊島区駒込あたり)の植木職人によって育成された(諸説あり)。オオシマザクラとエドヒガンザクラ(あるいはその園芸品種)の交雑種と考えられている。
・地球上のソメイヨシノはすべて同じ木から接木を利用して増やされたクローンであり、同じ遺伝子を持ち、気温の変化に同じように反応するため、「桜前線」のような現象が可能になる。
・その一方、ソメイヨシノは病害虫に弱く、横に大きく広がることから一般家庭には向かない。小さくまとまるヒガンザクラの方が小庭向きである。
・桜餅に利用するのはオオシマザクラの葉を塩漬けしたもの。産地ではオオシマザクラを低く仕立てて収穫を容易にする工夫がなされている。
・花弁を塩漬けにして「桜湯(桜茶)」などに用いるのは「普賢象」や「関山」という八重桜。
・サクラの樹皮(桜皮)を煎じて飲めば、咳や痰、蕁麻疹や吹き出物など肌の炎症を鎮める効果があるとされる。
・サクラの花言葉「精神の美」は、アメリカの初代大統領であるジョージワシントンが、幼い頃に過ってサクラの木を切ったことを父親に正直に打ち明けたことからきている。