コデマリ(小手毬)
別 名:鈴掛、団子花、手毬花
英 名:Reeves spirea
花言葉:優雅、品位、友情、努力
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枝が垂れる庭木は縁起が悪いとする説もあるが、コデマリは白い花を無数に連ね、春の庭を華やかに彩ることから、子の幸せを祈念して七五三などに用いる縁起の良い木とされる。
コデマリとは・・・
・バラ科の落葉広葉樹で原産地は中国。
・日本には18世紀以前に渡来し、江戸時代にはすでに庭木として普及していた。
・多少湿気のある日向を好み、成長は早い。
・北側の半日陰に植えても花を咲かせる貴重な庭木。
・花のみならず紅葉も美しく、ともに生け花の素材に利用される。
・コデマリの剪定は強すぎる枝、伸びすぎた枝、著しく垂れた枝を根元から切除して、風通しをよくするのが基本。枝先を刈り込むのは樹形を乱すため不適切である。
・近似種には八重咲きの「ヤエノコデマリ」、「イワシモツケ」、「トサシモツケ」がある。
・コデマリと比較されることの多いオオデマリは連福草の仲間であり、コデマリとは科も属も異なる。