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キングサリ 縁起

キングサリ(金鎖)

別 名:キバナフジ、ゴールデンチェーン 

英 名:Golden chain

花言葉:淋しい美しさ

一見すると、黄色い藤?のように見えるキングサリ

イギリスをはじめとしたヨーロッパでは、代表的な春の花木とされる。

 

黄色の花が華やかであるため、復活祭の飾り付けにも使われる。

イギリス式のガーデニングが普及したことなどで、日本でも最近よく目にするようになった。

 

風水では「西に黄色」が金運アップを招くとしているが、キングサリの華やかさ、英名のゴールデンチェーンはまさにこれにふさわしい。

 

しかし中国で「毒豆」と呼ばれるように、木全体に有毒物質(アルカロイド)を含む。

 

毒があるものや、枝の垂れるものは「不吉」とする言い伝えもあり、吉兆の見解は極端に分かれる。

 

キングサリとは・・・

・ヨーロッパ中南部を原産とするマメキングサリ属の落葉樹。冷涼な土地を好み耐寒性は高い。日本では北海道南部以南で植栽できる。


・名前のとおり黄金色の鎖が垂れるように開花する。上述のように有毒成分が含まれるため、その美しさの割りに普及していない。なお、有毒成分は特に種子に多いため留意する必要がある。

 

・同じマメ科のエンジュに似た樹形で、放任すれば6m程度に育つが、高温多湿には弱く、夏に猛暑となる地方では成長が悪い。


・幹が細い若木であっても枝葉が繁茂して風で倒れやすいため、フジと同様に棚やトンネル状に仕立てて観賞することが多い。木の成長とともに安定し、花つきも良くなる。


・花序がより長く、花つきの良い「ボッシー」という品種が普及している。

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