キャラボク(伽羅木)
英 名:Dwarf japanese yew
別 名:キャラ、ハイキャラボク、ダイセンキャラボク
花言葉:哀しみ、慰め、高尚
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キャラボクを植える方角は南、南西が吉。
赤い実を付けるので縁起が良いとされる。
ただし、幹、枝、種には毒性の強い物質が含まれているため、ペットや小さな子供がいる家庭では留意する。
キャラボクとは・・・
・日本海側の高山に自生しているイチイの変種。特に鳥取県の大山のものが有名であり、別名をダイセンキャラボクという。
・イチイが樹高15m程度になるのに対して、キャラボクは2~3m程度にしかならず、枝分かれも多い。単独で植えた場合の立ち姿はイチイの方が断然カッコいいのだが、キャラボクの方が用途が多い。
・イチイは寒冷地を好むのに対して、キャラボクは温暖地を好む。また、日陰にも多少強い。
・材が微かに匂うことから、インド産の香木「伽羅」になぞらえて命名された。伽羅とはまったくの別物。
・成長が緩やかであるため、古くから生垣や刈り込みに適した樹種として日本庭園で利用されてきた。ただし古風なイメージがあるためか、最近では新芽の色が鮮やかな「キンキャラ」の人気が高い。キンキャラはキャラボクよりもさらに小型であることからロックガーデンやグランドカバーなどにも使われる。