カクレミノ (隠れ蓑)
別 名:ミツデ、ミツナカシワ、ミゾブタカラミツデ
英 名:Dendropanax trifidus
花言葉:耐え忍ぶ、ずる賢い
カクレミノは西か北に植えるのが吉とされる。
葉の形が空想上のミノ(着ると姿を消すことができる。ドラえもんでいう「透明マント」)に似ていることから命名された。
ミノ(蓑)は笠とともに災厄から身を隠す役割があり、それにあやかって縁起の良い木とする。
葉が大きいことも厄を防ぐのに効果的。
造園の教科書でカクレミノは、目隠しや日陰の茶庭、坪庭に用いるものとして紹介されることが多いが、風水的にも北側でよい。北道路の家ならヤツデ同様に玄関まわりがベストポジションに。
カクレミノとは・・・
・房総半島以西から九州まで自生するウコギ科カクレミノ属の常緑広葉樹
・大気汚染、潮風、乾燥に耐え、病害虫も少ないが、寒さには弱いため東北地方南部より北では育てるのが難しい。成長スピードは早くも遅くもない。
・半日陰を好み、日差しが強すぎると葉が黄色くなることもある。ちなみに葉っぱが隠れ蓑のような形になるのは木が若いうちだけで、成木になると単なる卵型になるものが多い。
・剪定はほとんど必要ないが、背が高くなり過ぎた場合は、枝の分かれ目で切るか、背の高い順に、丸ごと根元から切り除いて間引きする。葉を切り刻むような刈り込みは御法度。