オリーブ
別 名:かんらん、オリバ、オレイフ
英 名:Olive tree
花言葉:平和、知恵、勝利
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オリーブを植える方角は東南が吉とされる。
オリーブの葉は、国連の旗のデザインにも用いられており、世界的に平和のシンボルになっている。これに倣って一般家庭でも、夫婦円満、家内安全を祈念して新築の際に植えることが増えている。
重要な農産物であるオリーブは、その所有の多寡が収入を左右することから、資産のシンボル、ひいては平和、円満の象徴となった。
オリーブとは・・・
・モクセイ科の常緑広葉樹で原産地は地中海沿岸部
・乾燥に強く、荒地にも耐える。環境に適応すれば成長は早い。
・近年、日本では洋風住宅のシンボルツリーとしての地位を築いているオリーブだが、剪定はやや厄介で、素人には形をまとめにくい。刈り込みバサミで刈り込めば、事後にボサボサになり、ノコギリで切れば樹形が乱れる。あまりまとめようと思わず、ほどほどのシルエットで良しとし、自然樹形を楽しむ。剪定の適期は3~4月となる。
・ご存知のとおり10月~11月に収穫できる実は、オリーブオイル(種)やピクルス(果肉)に使われる。
・日本には江戸時代に渡来し、収穫用の栽培は明治時代以降に始まった。自家受粉しないため、収穫するためには複数の樹種のオリーブを一緒に植える必要がある。