オウトウ(桜桃)
別 名:サクランボ
英 名:Cherry
花言葉:小さな恋人、上品
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桜桃好きとして知られる小説家「太宰治」を連想するので、縁起が悪そうだが、縁起の良い瑞祥木とされている。
オウトウとは・・・
・バラ科の落葉広葉樹で中央アジアを原産とする。
・しばしばサクラと混同されるが、桜桃はセイヨウミザクラのことであり、ソメイヨシノのようなサクラとは異なる。
・乾いた冷涼地を好む。温暖な地域では実を落としやすい。
・オウトウは本来、上へ上へと伸びる性質を持っているが、収穫を容易にするため幹を途中で切断(芯止め)するのが一般的である。剪定に適した時季は3月下旬で、混み合った枝を整理する程度にとどめる。短い枝の先を切り詰めると収穫量が減る。
・オウトウは、①「甘果桜桃」と②「酸果桜桃」の二種に大別される。前者は実が甘く生食用で、後者は酸味があり専ら加工用とされる。山形産のサクランボは当然ながら「甘果桜桃」に属する。
・家庭用では「ナポレオン」が優良品種とされるが、収穫前に実が割れやすいという欠点がある。実割れを防ぐには、実の成熟期に雨にあてないことが大切で、木全体をシートで覆う手法を採る。