エリカ
別 名:エイジュ、ヒース
英 名:heath
花言葉:博愛、孤独、寂しさ
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エリカといえば日本の風土に合う紫色のジャノメエリカ(ベニエリカ)がお馴染みだが、白い花のエリカは「幸運を運ぶ」とされる。
エリカとは・・・
・南アフリカ及びヨーロッパを原産とするツツジ科エリカ属(約630種)の総称。種類や原産地によって性質(耐暑性、耐寒性など)は異なる。白い花を咲かせるエリカには「スズランエリカ」などがある。
・ジャノメエリカ(別名クロシベエリカ)はアフリカ南部のケープ地方を原産とするものの、最も耐寒性がるため日本でも親しまれる(ただし地植えは関東地方以西に限る。また、特に寒さが厳しい場合は、ヨシズやコモで屋根を作って越冬させるとよい。)
・英名の「heath」には荒野という意味もある。これはイギリスでエリカが荒野に咲いていることからきている。荒地はともかく、エリカは日当たりと水はけの良い場所を好む。
・日本庭園にツツジが欠かせないように、ヨーロッパの庭園でもエリカは重要な低木となっている。種類にもよるが樹高は1m~3m程度に収まる。ただし、樹形が大きい割りに花は小さく、地植えではあまり見栄えがしないため、切り花や鉢物としての需要の方が多い。
・放任しても樹形の乱れは少ないが、大株になりやすく、風で倒れることもあるため、花の直後に背丈を低く刈り込んで管理するのが望ましい。