イヌツゲ(犬柘植、犬黄楊)
別 名:ニセツゲ、ヤマツゲ
英 名:Japanese holly / Box leaved holly
花言葉:魅惑
イヌツゲを植える方角は、北か南西が吉。
家が何代も続くように、ツゲと「継げ」をかけて縁起が良いとする。本来、「ツゲ(ツゲ科)」と「イヌツゲ(モチノキ科)」は異なるが、多くの場合混同されている。
イヌツゲとは・・・
・東北地方中部以南に自生するモチノキ科の常緑広葉樹
・暑さ、寒さに強く日陰に耐えるため庭木として多用されている。
・剪定に強く、生垣はもちろん、玉散らし、トピアリーなどいろいろな形に刈り込まれる。
・値段も手頃であり入手しやすいが、葉が細かく、剪定後の掃除が厄介であること、また毎年同じ位置で剪定していると、断面が硬くなり、徐々に刈り込みしにくくなるといったデメリットもある。
・植物の名前に使われることの多い「イヌ~」は役に立たないと解されることが多いが(異論もあり)、これは、ツゲがクシや印鑑に使われることに対して、イヌツゲの材がそうした役に立たないという意味とされる。しかし古くから生垣として用いられたり、公園の緑化に用いられたりと、造園業界ではおおいに役に立っている。