別 名:ダルマノキ、アオキバ
英 名: Japanese Aucuba
花言葉:永遠の愛、若くて美しい
アオキは暑さ、寒さ、日陰に強いことから、写真のように家の裏手や他の庭木の陰になるような場所に植えられ、暗いイメージを持たれることが多い。
しかし、艶やかな葉が一年中、青々としていることから、生命力の象徴として縁起が良いとされる。
また、雌の木には大きめの赤い実がなることも縁起の良さに通じている。
アオキとは・・・
・本州以南に自生するミズキ科の常緑低木。日本以外でも、中国やヒマラヤなどの東アジアに分布する。
・幹が青い(正しくは緑色)ため青木と呼ばれる。
・湿地、潮風にも強く、生育は旺盛である。
・アオキは葉が大きく、枝分かれもはっきりしているため、素人にも剪定しやすい。
・日差しが強い場所では生育が鈍り、日陰を好むため他の庭木を植えられないような場所に用いることができる。このため、昔から植木職人の間でも重宝されてきた。近年では住宅の洋風化が進み、元来の濃緑な葉を重々しく感じる風潮があり、写真のように葉に模様が入っているもの(斑入り(ふいり)という)を使うことが多い。
・「斑入り」は江戸時代から「錦葉植物」として珍重され、アオキに限らずタイサンボク、サカキ、ヤツデ、コナラなどでも見られる。
・アオキの葉は薬用になり、火傷などに効能があるとされる。