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ソヨゴの剪定時期
年間を通じて強い剪定は禁物です。細かな枝葉を剪定するのは、実を楽しんだ後の12月中がベストです。
放っておくと
成長が遅いことで知られるソヨゴですが、自然環境では高さ5m~15mに達します。また、横幅も5m程度に広がります。一般家庭でここまで育ったソヨゴにお目にかかったことはありませんが。
剪定のイメージ
風にそよぐ枝葉を楽しむソヨゴを、きっちりと刈り込みするのは野暮です。手を入れずに自然樹形をいかしたいものです。
ただし、一般家庭で育てていると、枝先ばかりに葉が集中して重たい印象になったり、幹近くに葉がなくなってスカスカになることがあります。そうした場合は、幹近くの枝分かれした部分で剪定し、枝を更新します。
また、ソヨゴに限った話ではありませんが、毎年同じところで剪定すると、形がゴツゴツしてきますので、そうした場合は、付け根から切り除いて自然な樹形を保つようにします。
ソヨゴが枯れる原因は、「手のかけ過ぎ」にあります。他の庭木と同じ調子で枝抜き剪定をすると、木の調子が悪くなります。基本的には、枝が混み合うことの少ない木で、病害虫の被害も少なめです。上記のような剪定は真に必要な場合に抑えるのがベターです。
ソヨゴのよもやま話
葉っぱが風にそよぐことから名付けられたソヨゴは、常緑広葉樹としては珍しく枝葉が密生しないため、病害虫が少ないとしてシンボルツリーとしても人気のある木です。秋に垂れ下がる赤い実も魅力ですが、ソヨゴには雄と雌の株があり、実がなるのは雌の株です。