自宅のヤマモモが収穫期を迎えました。
ヤマモモは庭の目隠しに植えているのですが、ついでに実も楽しんでいます。放置しているとボトボトと落ちて芝生が汚れたり、カナブンが集ったりと厄介なので、すべて一気に収穫します。
結局、2キロ程度の実が収穫できました。昨年は、数粒だったので、豊作と凶作の差が大きいです。
ヤマモモは実が痛みやすいとか、日持ちしないとかで一般の流通に乗りにくいようです。関東地方のスーパー等で見かけることは、ほとんどありません。私も大人になるまで、食べたことがありませんでした。そのまま食べてもいけるのですが、大量なのでジュースを作ることにしました。「ヤマモモ酒」も魅力的なのですが、ジュースの方が汎用性がありそうだからです。
初めての挑戦ですが、クックパッド等を参考にして、適当に作りました。レシピを真剣に探している方は、他のページを参照してください。
①まず、余分な枝を取り除き、十分に水洗いします。
これが結構面倒な作業で、ときどき虫も出てくるので、家族に、ひんしゅくを買いやすいです。しかし、きちんとやらないと「雑味」がありそうです。
②鍋に移し、ヤマモモが隠れるくらいの水、砂糖を適量、レモンスライスを入れます。
写真は1キロちょっとのヤマモモを使っています。
沸騰した後、15~20分程度、中火でトロトロと煮込みます。
なんとも言えないワイルドな香りが漂ってきます。
灰汁が出るので取り除きます。
③火からおろし、冷ました後、裏ごしします。
写真はキッチンペーパーでやったところですが、これはおススメできません。道具を使って裏ごしした方がいいです。大量の種があって、これまた面倒です。
ジュースに使った残りカスは、砂糖を追加してジャムにしました。
④完成です。
約1リットルのヤマモモジュースができました。かなり濃厚な原液で、ポリフェノールのエキスという感じです。
冷蔵庫でしばらく冷やします。
その間に、ヤマモモの剪定をしました。収穫しているときに、ハマキムシを目撃したからです。
⑤剪定を終えた後、ヤマモモジュースを炭酸で割って試飲しました。かなり酸っぱいですが、身体に良さそうです。
調べてみると整腸、消化器系に良いようです。ヤマモモは実だけでなく、葉や樹皮も薬草(薬木?)として使われるようです。
砂糖を大量に入れれば。もっとおいしく飲めそうですが、身体に良くなさそうなので、酸っぱいままで楽しみます。
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