強風が吹くたびに自転車が倒れるので、転倒防止をdiyで作りました。
久しぶりに「作業日記」です。
庭木ばかりを相手にしていたため、実は自転車置き場が手付かずで、ご覧のような感じです。
余っていた重量ブロックを斜めに埋めただけです。屋根なんてありません。これはこれで画期的だと自画自賛していたのですが、結局ダメでした。
台風はもちろん、ちょっとした強風がある度に、自転車は倒れ続け、これまで計2台が廃車となりました。
屋根や防風対策を施した自転車置き場を作ればいいのですが、まとまった作業時間がとれそうにないので、とりあえず、転倒防止のスタンド?を自作することにしました。
当座しのぎなのでコストが高いのはいただけません。予算は自転車1台あたり1,000円程度!とし、4台分なので4,000円くらいで収めようと思います。
自転車置き場に限らず、家周りの外溝に多種多様な素材を使うと風景がゴチャゴチャします。
そこで今回は、すでに我が家で使用しているのと同じ材料を購入することにしました。デッキ用の柱は竹垣に、焼き杭は庭木の支柱としてすでに我が家の庭で使用しています。
デッキ柱(防腐加工杉)598円×4本=2,392円
焼き杭(杉) 198円×8本=1,548円
ねじ 128円
幸運にも、柱はバーゲン品として、いつもより安く売っていました。合計金額は4,104円で、ガソリン代を入れても予算内です。
ちなみに肝心のデザインですが、これは材料に合わせて頭の中だけで考えました。材料を見ていただければ、だいたい想像がつくかもしれませんが・・・。
基礎をどうするか迷いました。耐久性を考えれば当然セメント系を使うのですが、都合により固定するわけにはいきません。既存の化粧砂利の上に、そのまま置くことにしました。
左の写真が現場です。化粧砂利の下は砕石を固めたものです。設置面が凸凹だと話しにならないので、まず整地します。道具は植木屋さんにはお馴染みの「笄板(こうがいいた)」です。
(ちなみに他のページでも書きましたが、笄板は売っていません。廃材を使って自作するものです。芝生張りなど、庭のdiyには欠かせない道具です。)
水平にした砂利の上に、土台を置きました。
一応、水平器を使用します。(写真中央は既存の汚水マスで、転倒防止には関係ありません。)
「土台の設置」?は、これで終わりです。
早くも工事は終盤です。
ここまで来れば、どんなデザインか想像つきますね。
先端を切り落とし、長さを揃えた焼き杭を、土台の上に取り付けます。
ネジの頭が目立つのでカバーをつければいいのですが、コストはかけたくないので、油性マジックで塗って仕上げます(笑)。
あっという間に完成です。
4台分なので、これを二つ作りました。
もう少し高さがあった方がいいとか、やっぱり地面に固定したいとか、ネジだけではなく、針金で強度を上げたほうがいいとか、いろいろと自分の中で議論を重ねましたが、
「問題があったら、後で修正する」ということにして、本日のところはこれで終了。
まぁまぁいい感じに仕上がりました。
あまり長持ちしなそうな工法ですが、コストと見掛けだけを重視しています。
作業前は結構、風が吹いていましたが、いつの間にか風が止んでしまいました。
どの程度、効果があるのか不明です。
早く、風が吹かないかなぁ・・・。
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