生垣(アラカシ)の剪定

 生垣を剪定しました。カシ(アラカシ)です。私が住む地方ではアラカシより圧倒的にシラカシが多く,割と通好みの生垣と言えそうです。

 

 庭木は放置していると陽の光を求めて上部が大きくなり,光が当たらない下の方の枝がなくなっていきます。それでは目隠しとして用いている人間には不都合です。

 

 そこで定期的な刈り込みが必要になります。写真の生垣は上部が育ち過ぎており,不安定になっていました。作業の手順です。

 

1 太い枝をノコギリで切る。

   

 ゴツゴツとした太枝の切り口や枯れ枝が,生垣の表面に見えていると,柔らかな感じがしません。刈り込みバサミで刈り込む前に,そうした太い枝を切ります。

 

 切る位置は,切り口が生垣の表面から見えなくなるところで,なおかつ細かな葉が出ているところです。こうしてノコギリが必要な作業を先にやってしまうことで作業時間が短縮されます。

 

 また,太い枝を途中で切る(切り戻す)ことで,今後,細かな枝葉が発生し,密度の高い生垣になります。

 

2 木バサミで中枝を切る。

 

 次は木バサミで,中位の太さ(割り箸程度)の枝を切ります。太い枝を刈り込みバサミで刈ると効率が悪く、刃こぼれも起こしやすいからです。

 

3 刈り込みバサミで四角く刈る。

 

 ようやく刈り込みバサミが登場します。基本的には下から上へ向かって切った方が楽ですが,それは木の状態にもよります。頭頂部を先に平らにした方がきれいに仕上がる場合もあります。この見極めが素人には難しいです。

 

 また,今後の成長を考えて真四角ではなく,上に行くに従って生垣の幅を細くした方がいいです。

 

4 木バサミで仕上げ

 

 最後に気になる枝を木バサミで修正して終わりです。

他の細かな留意点は別ページを参照してください。 

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