私の中では、セイタカアワダチソウ、ナガミヒナゲシ、オオキンケイギクは、目立ちすぎる外来種3兄弟です。
もちろんセイタカアワダチソウが長男です。
これが目立つ風景は、いかにも荒涼としているように見えますし、根っこから他の植物の成長を抑える物質を出していると聞いてからは、なおさら不気味な感じです。
ときどき、「セタカワダチソウ」などと誤って呼んでいる方もいますが、セイタカアワダチソウは漢字で「背高泡立草」と書きます。北米を原産とするキク科の多年草で、背丈は最高で4mにもなるそうです。「泡立」は花後の様子でしょうか。
私の身近では、この時季に花粉症の症状が出ると、「セイタカアワダチソウのせいだ」という話題になります。イメージとしては分かりますが、実際のところ花粉は飛ばしません。ブタクサと混同されているのです。
とかく繁殖力の凄まじいセイタカアワダチソウですが、最近はちょっと前に比べて勢いがなくなり、ナガミヒナゲシ、オオキンケイギクに押されているような気がします。
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