竹垣は費用が安いため、自分で作るという方も多いようですが、アフターケアはどうされているでしょうか。竹垣は黒っぽくなったなと思えば、あっという間に朽ちていきます。
少しでも長持ちするよう、今日、竹垣に防腐剤を塗りました。
防腐剤は何でも良かったのですが、一番安かったので「新ウッドケア」というものを使いました。竹用の防腐剤も売っていますが、値段が高いので使ったことはありません。
我が家は「御簾垣」と「四つ目垣」を合体した、やや複雑な作りなので、細かな部分に塗布するのに手間がかかり、結局、1時間半ほどを費やしました。途中で何度も休憩しています。(本文と写真に、直接の関係はありません。写真の竹垣は「建仁寺」という方式です。)
庭は造りっぱなしではいけません。木もそうですが、背景になっている竹垣も同様です。本物の竹で作ると、条件によりますが5~10年の間で朽ち果てると言われています。
そのため、崩れかけの竹垣を放ってあるお宅も見かけます。竹垣は他の目隠しやフェンスに比べて、導入コストが安いため気軽に設置できますが、その分、アフターケアが続かないパターンが多くなります。
では樹脂でできた人工の竹を使えば良いかというと、どんなに自然風を歌っている商品でも、味気ないものです。遠くから見てもニセモノ感をぬぐいきれません。 このあたりは好みによりますが・・・。
結局は毎年防腐剤を塗って維持し、崩れそうになったら全部作り直すというのが、「粋」というものではないでしょうか。
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