芝生に液体肥料を散布する

 今朝は早朝に自宅の芝生へ肥料をあげました。ここのところ暑い日が続いていたので、作業を後回しにしていましたが、「甲子園では史上初の休養日に、14tの液体肥料を芝生に散布した」という新聞記事に触発されたのです。

 

 我が家の庭は狭いので、14tもの液体肥料は必要なく、10リットル(水溶液)で済みます。使っているのは写真の、ハイポネックスという商品で、どこにでもあるオーソドックスな液体肥料です。

 

 「いろんな栄養素をバランスよく含む」というのが売りで、特に微量要素の補充を期待して使用しています。他にも似たような商品がありますが、シンプルなデザインに惹かれて、いつもこれを使っています。

 

 効果は一朝一夕に分かるものではありません。

 しかし、日が経つと、肥料を与えたところと与えていないところの葉の色が違うのが分かります。


 

 液体肥料は水で薄めて使うので、写真のような「噴霧器」が必要になります。経験のない方にとっては、大袈裟に見えるかもしれません。しかし、薄めずに使う肥料よりも圧倒的に経済的です。


 肥料自体は500円~1000円程度、噴霧器も安いものであれば2000円以内で売っています。(写真の噴霧器は送料無料で1500円くらいです。)忙しい方には、水で薄めずそのまま使えるという液体肥料もいいですが、コストパフォーマンスを考えれば原液タイプが断然お得です。

 

 こうした肥料を散布する上でもっとも大事なことは、芝生全面に「均等に散布する」ということです。隅から隅までじっくりとゆっくりと機械的に噴霧器のノズルを移動させます。

 

 また、作業は2週間から3週間に一度くらい行うのが普通ですが、毎回、違うところから作業を始めるように心掛けています。

 

 いつも同じところから散布を始めると、後半の部分は十分に施肥できないことがあるからです。集中力が低下して作業が雑になったり、雨が降ってきたり、来客があって中断したり、肥料が足りなくなったり・・・と。絶対的な集中力があれば話は別ですが。

 

 しかし暑い中、肥料をやって刈り込んで、また肥料をやって刈り込んで・・・という作業を繰り返していると疑問が生じてきます。「いったい自分は何をしているのか、芝生なんて放っておけばいいじゃないか。」と。でもそれでは元も子もありません。人間の都合で自然を強制的に管理している以上、仕方のないことで、それが庭というものだからです。

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コメント: 2
  • #1

    良子 (水曜日, 21 8月 2013 14:10)

    私は、大阪に長年住んでいますが、甲子園の芝の肥料14トンとは……かなり驚きました!そんな事考えてみた事もなかったです。そーですよね~肥料やら手入れしてやらないと、維持出来ませんよね。
    ハイポネックは いいんですね。早速 買ってみます。

  • #2

    niwa-iro (木曜日, 22 8月 2013 16:56)

    コメントありがとうございます。暑い中、人間も大変ですが、植物も大変です。たまには肥料をあげたいものです。ハイポは庭木だけではなく、花や野菜にも効果があります。

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